薄毛対策に坊主は効果的な面もあります。
薄毛になったら坊主にすれば改善すると言う人もいますが、髪を短くしただけでは薄毛は改善しないと言う人もいます。
そもそも薄毛にはさまざまな要因があり、髪をバッサリと切って坊主頭にすることで薄毛の要因が無くなることがあるからです。
その要因とは、頭皮の乾燥です。
頭皮は紫外線や細菌などの外敵から守るために脂分というバリアが張り詰められています。
長髪の場合には髪の汚れが気になりシャンプーをたっぷり付けてゴシゴシと洗うことになり、これが頭皮の脂分を根こそぎ取ってしまうことがあるのです。
脂分が取れてむき出しになった頭皮は乾燥して、紫外線や細菌から直にダメージを受けることになります。
また洗髪後のドライヤーもよけいに頭皮を乾燥させてさらにダメージを受けてしまいます。
潤いの無くなった頭皮はフケやかゆみの原因にもなり、
それが毛穴を防いで育毛剤の浸透を邪魔して髪が育ちにくくなってしまうのです。
坊主にすれば頭皮を洗うのに邪魔な髪が無いのでシャンプーの量も減り、
ゴシゴシと洗う必要が無くなるので頭皮の脂分を取り過ぎることも無くなります。
当然ドライヤーも必要なくなりますから乾燥も防げて一石二鳥ですね。
また、坊主は精神面でもストレスが溜まらないので血行を良くする効果があります。
髪を伸ばしているとへースタイルが気になりますね。
特に年頃の男性ならヘアースタイルは大いに気になるのは理解できます。
しかし、薄毛が気になりだすとヘアースタイルも気になりだし、
どうしたら周りに薄毛を気付かれないようにできるかばかり考えるようになります。
これがまたストレスになり、ストレスが血行を悪くするために髪への栄養が滞ります。
これが薄毛になってしまうというわけです。まさに薄毛スパイラルですよね。
坊主にすればヘアースタイルは関係ありませんから髪への栄養面ではとても有効と言えます。
AGAだと坊主にしても無駄になるかも
ただし、AGAの場合は男性ホルモンが薄毛の原因になっているので、
いくら坊主にして頭皮環境を整えても薄毛は進行してしまいます。
となると頭皮の環境をととのえるよりも、AGA治療で
薄毛を改善させることを優先した方が良いでしょう。
育毛剤や育毛シャンプーを使うよりかは
時間とお金の無駄になるかもしれませんから。